フィヨルドブートキャンプ200日間の記録

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はじめに

現在フィヨルドブートキャンプで学習中ですが、学習を初めてからはや200日経ちました。

前回に100日間の記録として振り返り記事を書いたので、今回もキリよく200日間の記録と題して学習の振り返りをしていこうかと思います。

前回の記事 kawase-k.hatenablog.com

出だしの画像についてですが、この記事に合う画像を探した結果こうなりました。
絵を描くのが好きなだけで出来栄えについては気にしないでください…。
(今後フィヨルドブートキャンプに関する記事を書く時は使い回ししたい)

どれだけ学習したのか

前回と同じくテーブルにしてまとめました。あまりメリットはないですが、月に何時間学習したのかを知ることは自分の進捗を振り返るという意味では効果的だなと思いました。

フィヨルドブートキャンプでは通算の学習時間しか表示されないため、これまでTwitterで毎日ツイートしていてよかったです。(何より見返しやすい)

学習時間

参考:100日間の学習時間

時間 学習内容(〜まで) 進捗(%)
3 97 UNIXLinuxについて知る 11
4 184 ボウリングのスコア計算プログラム 41
5 204 Sinatraを使ってWebアプリケーションの基本を理解する 54
~6/23 183 コメントを付けられるようにする 65
668

時間 学習内容(〜まで) 進捗(個)
6/24~/30 42 Railsでテストを書く 61/86
7 193 非同期処理(JavaScript 71/86
8 140 npmの作成 73/86
~9/30 152 開発に参加するための準備をする 76/86
527

※ 9月30日時点の内容です。
※ 進捗が%表示ではなく個数で表示されるようになりました。

学習内容

まで進めることができました。

フィヨルドブートキャンプで取り組んでいる詳しい学習の進め方については下の記事を参考にしてみてください!

bootcamp.fjord.jp

できるようになったこと

  • Railsでminitestを使ってモデルテストとシステムテストを書けるようになった
  • Rubyのプログラムをオブジェクト指向で書けるようになった
  • JavaScriptで色々な物を作れるようになった
  • npmを自分で作って公開できるようになった
  • Vue.jsを使ってSPAのメモアプリを作れるようになった

書き出してみると意外と少なくないか…?と思いましたが、こうして振り返るとたくさん苦戦をしてきた気がします。

どう成長できたか

  • テストを書くことの重要性を実際に書いてみて知ることができた
  • オブジェクト指向の概念について、またそれのメリットやパターンを知ることでより堅牢なプログラムを書ける仕組みを知ることができた
  • JavaScriptを学んだことで、違う言語を学んだ際のギャップに慣れた
  • さらに、Vue.jsを使いフロントエンドの理解も深まった
  • スクラムでチーム開発を進めるための作法を知ることができた

新たなできごとについて

前回の100日間では経験しなかったできごとをまとめてみました。上から日が古い順になるようにしてみましたが、多少内容が前後しているかもしれません。

書籍の輪読会に参加

書籍を読むハードルを少しでも下げるために有志ある主催者の元取り組んでいる活動です。今日までで一度でも参加してきた輪読会をまとめてみました。

  • プロを目指す人のためのRuby入門輪読会
    • 主催者:トミーさん
  • オブジェクト指向でなぜつくるのか輪読会
    • 主催者:いでさん
  • Ruby本輪読会
    • 主催者:パルさん
  • Railsガイド輪読会
    • 主催者:ちろるさん、おぐちさん、かわかみさん、ふーがさん
  • 現場Rails輪読会
    • 主催者:やつはしさん

主催者の方や参加されている受講生の方々のおかげでいつも楽しく読み進めることができております。ありがとうございます。

もくもく会に参加

これはポモドーロ・テクニックといった時間管理術を駆使することで学習を効率的に進めることができる場のことです。最近はまったく参加していませんでしたが、休憩時間に受講生の方とお話できるのがとてもよかったです。

もくもく会ができた詳細については、受講生のいっしーさんが過去にまとめてくれて記事があるのでこちらが参考になります。

isshi-hasegawa.hatenablog.com

ペアプログラミング

ペアプロと略されることがほとんどですが、これは自分のPC画面を共有し、メンターの方が共有された画面を見ながらプログラミングを進めます。

自分がお願いした課題についてですが、オブジェクト指向プログラミング(ruby)のプラクティスにある「lsコマンドを作るオブジェクト指向版」をペアプロしていただきました。

ちなみに開始早々で自分のPCで画面共有ができないという事態が発生し、とてもご迷惑をおかけしてしまいました。その影響でさらに緊張してしまい、事前に相談したい内容を共有していたのにも関わらず終始慌ててしまう始末になってしまいました。

そんな中、落ち着いて対応していただいたメンターの岡崎さんに感謝しています。本当にありがとうございました。

次回ペアプロをお願いするときは、今回の反省を活かして依頼をしたいです。

動画でのコードレビュー

自分で書いて提出したコードを動画にしてレビューしていただく機会がありました。ここでの課題も前項と同じく「lsコマンドを作るオブジェクト指向版」になります。
(普段の課題で動画レビューされることはありません)

レビューしていただいたメンターの方ですが、チェリー本🍒で名を知られている伊藤淳一さんにレビューをしていただきました。そもそも伊藤さんにコードレビューをしてもらうこと自体貴重な経験かと思うととても贅沢な気分になりました。

レビューも細かいところまでご指摘してくださり、動画の時間は30分以上ありました。
しばらくRubyのコードを書かないことが分かっていたので、ここの課題で伊藤さんにレビューをしてもらえたのは本当にありがたかったです。

1 on 1 相談会

これはメンターのりほさんが継続して実施してくださっている相談会のことです。
学習をしている中で困っていること、悩み、気になることを相談したり雑談もしたりと気軽にお話をすることができました。

自分のことを客観視して見ることがほぼなかったので、相談したこと以外でもたくさんの学びがありました。 実際に相談会ではりほさんに褒めていただたいことが自分の強みになり少しずつですが自信に変わりつつあります。

その節は相談をする場を作ってくださりありがとうございました。
何度も利用可とのことなのでまたお願いしたいです。

他スクール卒の方との雑談会

きっかけは、Discord内でメンターの吉次さんによる下のつぶやきから始まりました。

今弊社でプログラミングスクール卒の方の指導とかもやってるので、その人達から「実際働いてみてどう?」みたいな話を聞いてもらう機会とか作ってもいいかもなーと思ってます。気になる方いたらリアクションください〜

とのことで、リアクションをして貴重な機会を得ることができました。
当日は吉次さん+スクール卒の方4人と、参加者になっていた受講生のたまきさん、さきさん、自分の3人でお話をしました。

1時間の雑談会だったのですが、スクール卒の方々の人柄の良さだけでなく、何より楽しそうに働かれているのがとても印象的でした。

メンターの吉次さんには貴重な体験させていただきました。ありがとうございます。

connpassのイベントに参加

このサービス自体は、受講生の方達がよく申し込みしているのを見かけて知りました。
これまではフィヨルドブートキャンプ内のイベントにしか参加してこなかったので、自分が知らない外部のコミュニティがこんなにもあるのかといい勉強になりました。

気になるイベントがあれば気軽に参加していきたいです。

やる気がでない日が続く

1ヶ月ほど学習が捗らない日が続いたときがありました。これまではやる気がでない自分が想像できないと思ってやってきたので自分でも少しびっくりしました。

こうなってしまったのは、自分がやれると思って取り組んでいたことや目標にしていたことが達成できないことが分かってしまい、そういった自分を認めたくなかったから学習にも影響が出てしまったのだと思います。

これについてどう対処したかを書いてみます。

  • 学習に対するハードルを下げる
  • 自分の現状を立ち止まって考える
  • 気合や根性論を捨て去る

上記の内容は下の書籍を読んでみたことで考えることができました。

www.amazon.co.jp

読んでみていいところをメモした程度ですが下の記事が参考になるかもしれません。

scrapbox.io

また、この件を日報に書いた時に温かいコメントをしていただいた方々のおかげでもあります。ありがとうございました。

今となっては気持ちに余裕を持って学習を進めることができるようになってます。

サッカーチャンネルを作ったよ

Discord内で受講生もチャンネルを作ることができたので思い切って作ってみました。
作ろうと思ったきっかけは受講生のつかださんのおかげです。その時はサッカーのお話をしていたわけではないのすが、個人チャンネルの名前に⚽️ が付いていて「あっサッカー好きな人いるんだ」となり後は勢いで作りました。

作ってみてプログラミングだけでなくこういった趣味でも繋がることができるのはとてもよかったです。 自分も知らないサッカーの話題も知ることができるし、好きなことをつぶやける場所があるのは学習の息抜きができるという点でとても助かっています。

いつか皆さんとサッカー観戦できたらいいな〜と勝手に想像しています。
絶対たのしいやぁ。

現在取り組んでいること

現在進行形になりますが、システム開発のプラクティスにある「開発に参加してPRを送りマージする」という課題を進めています。これはフィヨルドブートキャンプで運用されているRails製のEラーニングシステムで、受講生も参加し開発をすることで実務に近い経験をすることができる内容になっています。

公開されているリポジトリ github.com

課題の終了条件は、issueに振られたポイントの合計が20ポイント分プルクリエストがマージされたら完了になっています。

ちなみにこれが完了するとついに自作サービスに着手することができます。卒業までの道のりもだいぶ見えてきたのではと思う反面、ここからが始まりか…などと気を張ってしまう部分が出てくるようになりました。

まずは現在取り組んでいるチーム開発をしっかりと楽しんでいきたいです。

200日間を通しての振り返り

これまでを振り返ってみて、今自分が思うことについて書いてみます。

人と比べることがほとんどなくなった

以前は学習の進捗を誰かと比べてしまったり、人と比べることに意味がないことは分かっていてもつい気になってしまうことがありました。というか、そうすることで学習のモチベーションを高めてしまっていたのだと思います。

ですが、そうなると自分の実力が見合ってないのにもかかわらず焦って課題を進めてしまうあまり自分の現状と理想像とのギャップに苦しむことになることが分かりました。

過去の自分と比べてもあまり変化がないように見えて成長を実感しづらいのが人と比べてしまう1つの原因なのかと思っています。

最近は自分をたくさん褒めることで何かしら成長したことを認識するようにしました。 (褒める内容 = 成長や過去の自分になかった変化になると思っているからです)

これについてはまだまだなので見出しはほとんどなくなったにしています。

新しい変化を受け入れるようになった

以前は物事に対して「〜しないといけない」「〜であるべき」といった固定観念を抱いていました。(自分でいうのもあれですが根が真面目なんだと思います) 

例えばフィヨルドブートキャンプ自体もお金を払って受講している以上は、費用対効果を考えるとはやく卒業しなきゃいけない…などとずっと考えたりしていました。

じゃあのんびりやったらいいとかそういう話ではなくて、ここで学んだことは遠回りした方が返っていい方向に向かうこともあるということです。

これまでは卒業するまでの道のりが作業になったりしていて、学習を楽しんでやれたことがあまりなかったです。

仮に卒業することを目標にしているのであれば、それまでの道のりが大事なわけでそれに気づいたおかげで今は楽しく精神的にも余裕を持って学習をすることができています。

こういったように新たな変化を受け入れることでいい方向(もしかしたら成長する速度は以前より早くなるかも)に向かっていると感じています。

自分の視野が狭くなっている状態はすごい損ですし、何事もウェルカム状態の方が色々な面で恩恵を受けることができると思います。

無理をしないようになった

100日間は毎日学習をしていたのでこれは続けないとダメなんだと思ってしまっていました。(マグロみたいに止まると死んでしまう精神で続けていた) 

無理をしなくてもいいと思えるようになったのはメンターの方からアドバイスがあったこともそうなんですが、1番は学習がどうしてもできない状態を経験したからだと思います。
できなかった理由は単純にmacOSのアップデートが2日間終わらなかっただけです。

これを機に、これまで縛られていた毎日学習をするのは自分がそうしようと思っていても外的要因によってはできないこともあるからしょうがないと思えるようになりました。
ついでに月200時間学習をするという目標のハードルを下げるきっかけにもなりました。

実際に学習ができない日があっても自分は死んでないし、むしろ学習しなかった2日間が天国みたいでした。今思うとなんで人間と魚を比較してしまったのだろうか…。

今後の目標

前回からの反省にもなるのですが、長期目標を立ててもそこまでにこなすタスクの内容が曖昧だったり、達成できるか確約できない内容になってたりすると計画スケジュールが破綻してしまうことが分かりました。

なので先のことより直近のことについて。

小さい目標

  • チーム開発を楽しむ
  • 作りたい自作サービスをしっかり考える & 着手
  • 1人で抱え込まない
  • 受講生の方々と交流を深める

年内までに達成できる目標として捉えればちょうどいいのかなと思います。

質問する力を身につける

これは以前の振り返り記事でも同じことを書いたのですが今だに身についていません。
前回はなかったのですが、新たに学習の準備というプラクティスに「質問をする力をつける」という内容が追加されました。しかし、前述からも分かる通り未着手の状態です。

自分の納得のいくいい質問ができたら完了にしようと考えているので、卒業までには少しでも身についているといいなと思っています。

おわりに

感謝の気持ち

フィヨルドブートキャンプを取り巻く全ての関係者の方々、いつもありがとうございます。Discordでの何気ない日々のやりとりが自分の支えになっていると感じています。

正直に打ち明けてしまうとこれまではメンターの方や受講生の方と少し距離を感じていたのですが、今となっては「あれ、もしかして自分は周りの人にめちゃめちゃ支えられているのでは?」と思うようになりました。記事を読んでいただけたのであれば理由については言わずもがなではないのでしょうか。

こういった感情は度々ふと思い返すことがあるので、この気持ちを大事にしたいです。
そしていつかは自分が誰かの支えになっているといいなと思ってます。

自分を褒めて締める

200日間やってこれてえらい。
その中でも、やる気が出なかった時このままフェードアウトしてエンジニアになることを諦めてしまう可能性もあったのによく戻って来れた。(ヨシヨシ)

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卒業まで後少し。無理せずコツコツとやっていきます〜〜!!

ひとこと

次回も継続して振り返り記事を書いていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました!

参考文献